★セミナー情報★
2022.10.02
リーダーのための歴史教室―世界の教養編~パレスチナと宗教のこと~
宗教の基礎知識を理解すること、世界の紛争について意見を持つことは、グローバル社会においては教養とされることですが、日本では学校では取り扱われない内容であり、なかなか知識を得る機会がありません。
これは日本が特殊なのであって、海外では大学生のうちにこういった教育が行われます。
歴史や哲学がその人のアイデンティティとなり、ビジネスの基盤となります。そんな彼らと対等に仕事を行うには、やはり私たちもこれらの知識や意見を持つ必要があります。
参加者の8割以上が極めて有益な情報だったと答えたこのセミナー。
なかなか世界の教養を得る機会がない中、グローバル社会において必須の教養項目である宗教の基礎知識を、現在も続くパレスチナ紛争に絡めてお話しします。
今までさらっと読み流していた新聞記事が、グッと身近になることと思います。
※このイベントは特定の宗教の勧誘を目的とした内容ではありません。海外では教養として教育されている内容をお話しする講座です。
<ポイントー1>
宗教や歴史知識と現代社会がつながるレクチャー
時事問題を含めた世界情勢の解説は、本だとタイムラグがあり、新聞ではその前後のことしかわかりません。両方のいいとこ取りをする、全体像をつかむレクチャー内容。
<ポイントー2>
体感のためのワークを通して、体で理解できる。本を読んでも人に聞いても忘れてしまう方に。左脳だけでなく右脳も使って理解を深めます。
日時 10月22日(土)14時~17時(30分程度延長の可能性あり)
場所 オンライン(Zoomを使用)
申込方法 こちらから
歴史教室よりお知らせ
2021.12.22
『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』をもとにしたセミナー、
【歴史の失敗からわかる 部下が動くマネジメントセミナー】
の、レクチャー部分を各10分でまとめた抜粋動画を一部公開中です。
まずはノモンハン事件の抜粋からどうぞ。
⇒ https://youtu.be/aKTSqjEi-Zc
中途半端・つたない動画ではありますが、お楽しみいただき、
自分や組織について考えるきっかけにしていただければ幸いです。
『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』
戸部良一ほか ダイヤモンド社 1984
<目次>
序章 日本軍の失敗から何を学ぶか
一章 失敗の事例研究
■1 ノモンハン事件 失敗の序曲
2 ミッドウェー海戦 海戦のターニングポイント
3 ガダルカナル作戦 陸戦のターニングポイント
4 インパール作戦 賭の失敗
5 レイテ海戦 自己認識の失敗
6 沖縄戦 最終段階での失敗
二章 失敗の本質 戦略・組織における日本軍の失敗の分析
三章 失敗の教訓 日本軍の失敗の本質と今日的課題
★セミナー開催報告★
①リーダーのための歴史教室~近代史編~開催報告
2019年の夏に近代史編のご依頼をいただき、ついに2019年の年の瀬がすぐそこに迫る中、『リーダーのための歴史教室~近代史編~』の初回を閉講することができました。多くの方にご関心をお持ちいただき、あっという間に席が埋まってしまいました。
1945年8月15日、日本の歴史を大きく変えた戦争がおわりました。
その後、日本人はどのような道をたどってきたのか。
どのような選択をして今日に至るのか。
14名のご参加者様とともに、レクチャーならびに深い深い対話を行いました。
これから、日本にはどのような未来があるのだろうか?
過去に学ぶ上に必ず未来が訪れる。
ご参加くださいました皆様、ありがとうございました。
<ご参加者様からの声>
◎今まで学ばないまま、自学することもなく疎かにしていた近代史の知識を時系列順に網羅的に得ることができ、なおかつ、知識だけにとどまらず、深く考え、対話する工夫もなされていて、「これから自分がどう生きていくべきか」まで考えさせられました!ひとみさんの語り口が楽しくて好きです!
◎安心してみんなで歴史、政治の話ができるのはとても有意義な時間でした。もっと続けたい気持ちです。
◎歴史を振り返ることの重要さを、改めて感じる講座でした。私自身も「自分史」という個人が生きた軌跡を残す活動を行っていますが、そこで常々話しているのは「時代は選べない」ということ。国家の非常事態である戦争は、何年もかけて準備され遂行されるわけですが、そこには世界情勢や日本の国家としての座標があり、そこに一般市民の個人の意思が介入する余裕はないのです。その結果、数百万もの日本人の命が犠牲になった。世界では数千万人ですね。その苦い教訓を振り返ることは、今私たちがどこにいて、これからどこへ向かうのかを記す唯一の指針になると思っています。学校の授業ではなぜか飛ばされてしまう現代史。その現代史こそ、その指針となる事実が隠されていて、それを色眼鏡なしに検証し議論することでしか、未来は想像できないと改めて感じさせてくれる講座でした。一人でも多くの人に受けてほしい。そして一緒にどうするべきかを話し合い、未来を一緒につくっていく仲間として歩いてもらえたらと思います。
今年も8月15日に、恒例の『平和について語る会』を開催しました。ご参加くださった皆様、誠にありがとうございました。
平和と幸福は違うという話から、それぞれが自分にとっての平和を語り合いました。
途中のホットスポットのプロセスがよかったです。
人の平和に干渉し出すとホットスポットが生まれることがわかりました。
じゃあ、どうしたらいいんだろう? どんな心の声も、出せるこの場こそが、民主主義であって。この場がどんなにホットスポットでも、わたしにとっては平和だ、と、思うような、濃い時間になりました。
昨年とは参加者の顔ぶれも質感も変わりました。そこがまた面白かったです。来年の終戦記念日にも、第三回目の『平和について語る会』を行います。ご参加お待ちしております。
こども英語講師養成科にて、「国際理解」の授業を担当いたしました。
1月20日、2回目の『リーダーのための歴史教室ー世界の教養編~パレスチナと宗教のこと~』を開催しました。興味を持って来てくださった5人の方とともにレクチャー・体感ワークで理解を深めることができました。
「どんな人がここへ来るのか興味があった」今回の、参加者の方からの忘れられない一言がこれです。なんだかこの言葉は、わたしの痛みにつながる一言でした。日本人のどのくらいの人々が、このパレスチナという土地に、そしてパレスチナ紛争に対して関心を持っているんだろう?中東という場所は地球の未来を語る上で最も欠かせない土地だと思っていて、自分の活動はまだまだだなあ、と。。。
ご参加してくださった方からのフィードバックを元に、次回から内容構成を大きく変えることにしました。格段わかりやすくなると思っています。
<ご参加者からの声>
◎参加させていただきました!とてもわかりやすい講義によって、宗教が文化や人間の価値観にまで影響を与えていることがよく分かりました。またワークを通じて自分事化することにより、パレスチナに根深く存在する問題を肌で感じることができました。素敵な気づきをありがとうございました!
◎国際情勢に少しでも興味がある方は是非参加してみてください。宗教と考え方の流れが先生のわかりやすい物語調のお話によって頭の中がすっきり整理されます。
◎一方的な講義ではなく、ワークによって、それぞれの立場で自分ごととして捉えることができ、とてもわかりやすかった。
【リーダーのための歴史教室〜日本編〜】2018/12/16開催しました。
12月16日、『リーダーのための歴史教室~日本編~』を開催しました。与贈工房主宰『オンラインフェスWINTER2018』に出展し、10名のご参加者様が来てくださいました。
<ご参加者様からの感想>◎聞けてよかったです。
◎ただ漠然と触れてきた日本の成り立ちを再確認しました。もう一度受けてみたい。
この時間を通して、それぞれの方が人生の中の選択肢を何かしら増やしてくださったのが、わたしにはとても喜びとなりました。 最近は、日本のことを知りたいというニーズや、どんな本を読めばいいですか?と聞いてくださる方まで出てきました。
やったぁ!
そして、あと一歩。もうあと一歩先へ行きたい。これからも歴史の叡智をそれぞれの人生に届けるというミッションに突き進んで参ります。 全ての人に、歴史「から」学ぶ未来を味わってもらいたいと思います。 2019年は、対話を充実させた形でオンライン日本編(90分バージョン)を企画する予定です。
【リーダーのための歴史教室ー世界の教養編~北方領土をめぐる対立~】を開催しました。
2018年9月の東方経済フォーラムで、プーチン大統領から爆弾発言があったのは記憶に新しいところです。わたしたちはロシアとの間にある領土問題について、どのような見方をするべきなのでしょうか。詳細がわからないまま意見が持てない状況から、当日は、全員で対話しながら立ち位置を探りました。
<ご参加者様からの感想、推薦文>
◎体感ワークによって、いろいろな立場があるだけでなく、同じ立場からも自分とは違う見方が他の参加者から出てきたりして、想像以上に多様な意見があることが実感を持って理解できた。
◎一つのテーマについて歴史を学ぶと、現在の状況がなぜそうなっているのかが、理解できる。体感ワークはその理解を実感に変えてくれる。実感は、自分と世界が繋がっていること、世界から自分を知るということを可能にしてくれる。そんな体験に、とても分かりやすい語り口で、連れて行ってくれる時間でした。
◎歴史教室と聞いて座学での知識インプットが多いのかと思いきや、体感ワークや対話が中心の講座でした。身近な人間関係に何が起きているのかを俯瞰して振り返れる機会になりました。人と関係し合いながら生きている全ての人にとってこの講座をオススメします。
先日、表題のパレスチナと宗教のイベントを開催致しました。ご参加者様と共に、たくさんの質問を交えながら、宗教の話と、パレスチナについてお話しし、その後体感ワークを行いました。
その、体感ワークが面白かったというご感想がありました。実はレクチャーについてはだいたい知っている内容でした、というご参加者様も。 やはり、左脳と右脳両方を働かせることが一番身になります。
<ご参加者様からの感想や推薦文> ◎短時間で中東、パレスチナ情勢・紛争等の歴史的背景、対立構造の要旨を理解することができる。特に、宗教とともに地理、歴史、語学・文化圏が複雑に絡み合う難しさと悩ましさを体感できる貴重な機会である。
◎何となく知っていることが常識そうな問題。でも本当のところよくわかっていない、今更聞けない、というモヤモヤを解消できる機会です。複雑な話もわかりやすく説明してもらえるので、概要がすっと入ってくると思います。
◎歴史を通して視野を広げるというのがまずあるように思います。今回であれば、民族・国籍・宗教の多様性、相入れない価値観、宗教と政治、多神教と一神教のインパクト、などを学んだと思います。世界の中の日本人や自分の在り方について考えるきっかけになりました。
8月15日に73回目の終戦記念日に平和について語り合うオンライン対話会を行いました。
全国各地から集まった6名が各々語る「自分にとっての平和」を皮切りに、平和についてしとやかに地に足のついた対話がなされました。 それぞれが出し合った対話のルールは、「評価判断しない。全部いい。自分の氣持ちを大事にする。話したいことは話す、話したくないことは話さなくていい。鎮魂の意図。全ては時代の声。お互いにリスペクトして尊重し合う」
参加者の方に急遽、儀式代わりにハートフィーリングをお願いして始まった対話会。生死の話、命を受け継ぐこと、語り継ぐこと。原爆ドーム、原爆の命中率のこと。survivor's guilt(生き残ったことに対する罪悪感)。痛みと怒り。無力感。社会の中で都合の悪いことは見ないようにしている今は戦後と同じかもしれない・・・。 色々なことが話されました。
誰も戦争はしたくないけれど。それでも改憲しなくては生き残れないのかもしれないという声がとても印象的でした。
今わたしは、新聞に書かれていることの裏側にある思いをどれだけすくい取れているだろうか? 無力感という暗闇の中で一本のマッチ棒として灯るのは自分自身。という声が、希望でした。来年も8月15日に対話会を行います。今から来年も参加したいと言ってくださる方も。嬉しいね。 写真のわたしは目がウルウルしていますが、涙なしに平和を語れなかったのはなぜだろうか。そして今回はまた『リーダーのための歴史教室』を掲げて初めてのイベントで、初回にこのような時間を持つことができたことも本当に喜びとなりました。ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。
『リーダーのための歴史教室』も、今後もよろしくお願いします。
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