7月に平塚商工会議所にてセミナーの機会を頂きました。
コロナパンデミックにより商工会議所がセミナーを中止し、
もはや我が道絶たれたりの中でのありがたい機会となりました。
唯一絶対の正解がないコミュニケーションの海の中、
相手を沈めてしまうことも、浮き輪を渡すこともできる。
勢いよく泳いでいたら海藻に足を取られ、サメに遭遇し。
ふてくされ、一人ポツンと泳ぐ日もある。
そんな勇士の参加者の方へ、未熟な自分が提供できることは何か。
ずっと考え続け、やはり届けたいことは一つ。
相手に向き合い続けること。
「額・ひたひ」というのは、
「ひたむき」「ひたすら」と同じ「ひた」を持つ古語。
相手は資料の中にも数字の中にもいない。目の前にいる。
その相手へ、自分の額を向け続ける大切さ(それは同時に大変なことでもある)。
コミュニケーションもリーダーシップも、
決してテクニックではない。
それは人間性に裏打ちされるもの。
だからわたしは、誰しもが一生をかけて磨いてゆくべきものなのだと思っています。
リベラルアーツはそのためにある。
インボイス制度も始まり、今後の道を模索している今。
廃業か、さもなくば現状をどう収束・打開してゆくか。