池上彰氏の講演会ーその1

今日、立教大学にて、池上彰氏の講演会がありました。テーマは「グローバル社会を生きる」。立教大学での新しいリベラルアーツプログラムが始まって一年となるのを記念して、そして時期的に高校生に向けたアピールというのもありましたが、色々と面白い話を聞くことができました。

「すぐ役に立つことはすぐ役に立たなくなる」という名言の話に始まり、グローバル社会の見方について浅く広い知識から深い考え方まで、最後まで飽きないどころかあっという間の90分間。質問の時間に手を挙げたけれど高校生優先で指してもらえなかったのが悔やまれる・・・高校生に敵対心・・・笑

さて、今、世界では何が起こっているでしょうか。作用/反作用があちこちで起きています。グローバル社会になって便利になった反面、多くの不利益も出ています。ドナルド・トランプ大統領が、エルサレムを首都にするとかしないとか。そんな話題が多くの時間割かれました。そしてその背景にある、宗教の問題。今起きていることを理解するには、歴史を理解しなければならないという池上氏の考え方で、かなり宗教の話がありました。

以前、イスラム圏のお客様を接待した時、ちょうどクリスマスシーズンで街はキラキラ、あちこちにツリーが飾られているのを見て、イスラム圏のお客様から「日本人は随分キリスト教徒が多いのですね」と言われたという話があって、思わず笑ってしまいました。その話は続きがあったのですが(むしろその続きの話の方を言いたかったのだと思う)、わたしは外国から来た人がこの時期の日本を見て思うことに驚いてまた面白くて聞きのがしてしまいました。。。

さてではなぜ、そんな宗教の話をここで?

(その2へ続く)



<リーダーのための歴史教室、開講中。命かけて書いてます。>
教養の歴史(知識)がわかります。
そして、あなたはリーダーとして歴史から何を学びますか?と問うています。