漢方講座を開催しました。

先日、漢方薬に興味をお持ちの方を対象とした「よしざわひとみの漢方講座」を開催致しました。そもそも漢方薬とは一体なんなのか?という始まりでしたが、参加者の皆さん、終わる頃にはあっと言う間に漢方薬の名前の意味がわかるようになり、漢方薬を身近に感じていただけたようでした。

わたしも、一般の方向けにお話しする機会としては初めてに近く、話が行ったり来たり、説明不足などもありながら、分かりやすかったですという感想をもらえてホッとしました。まだまだ反省の余地はありますが、喜んでいただけてよかったです。

漢方の考え方と経営他についてリンクさせながらブログを書いていますが、漢方薬オンリーでの話も載せていこうかなあ。東洋医学の知恵は、医学だけではなく様々なところで役に立つのですが、何よりもまず誰かの健康管理のためにわたしの知識が活きることを願います。

さて、「漢方では冷えは厳禁なんです〜」などとよくお話ししますが、人間の身体が維持されるための体内の最適温度が約37度ということがその根底にあります。漢方的に肉体が生きているということは、温かいということなのです。それが脅かされると、様々な不調が出てきます。すぐに出てくる症状もあれば、長い年月の果てに(結果として)出てくるものもあります。

ご夫婦のことを否定的な意味として「冷え切っている」などと言うことがありますね。やはり、関係性にも冷えからくる不調が多いです。ご自身の周りはいかがですか?そして、思い当たる節がある方は当方まで。

さあ、上の話題から、関係性の最適温度って何度くらいなのでしょう。関係性って目に見えないから考えるのが難しいですね。けれど、どの関係性も心地よい温度を持っています。もしかしてその温度が高くなったり低くなったりするのが、関係性の生き物たる所以なのかもしれません。関係性の最適温度、何じゃそりゃ?!と思った方も、一度じっくり考えてみてください。